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エクセル2010が起動しない。XLLEX.DLLが見つからない


 時代の波に抗しきれず、ついにオフィス2010をインストールしました。ところがエクセル2010を起動しようとすると、「lexicon(XLLEX.DLL)が見つからないか、または壊れています。」といわれて、起動できません。解決策はユーザープロファイルを作り替えることでした。

 ネットであれこれ調べてみると、どうやら旧バージョンのオフィスを完全にアンインストールできていないことが原因らしく、Eraser2k.exe(http://download.microsoft.com/download/office2000/Utility/3.0/WIN98MeXP/EN-US/Eraser2k.exe)を使って、オフィス2000を完全アンインストールしてみました。なぜかあとちょっとのところでフリーズ。ログを見てみると1400個近くのレジストリーを削除していましたが、オフィスってこんなにゴミを残すんですね。パソコンが重たくなるはずです。
 このあたりは、マイクロソフトの「Fix it Center」でも手だてがありますが、何しろよく分かりません。マイクロソフトのユーザーに対する親切心はゼロです。2010を再インストールするも状況変わらず、どうにもならないのでついにサポートに電話しました。

 ここまで私がトライした旧オフィスの完全アンインストール、Fix itの利用などをサポートでもやろうとしますが、すでにやっているので効果なし。あれこれ試して最後の最後で、ユーザーを新規に作って再起動し、新規のユーザー名でログインしてみてくれ、ということでこれが有効でした。無事エクセルが起動しました。ちょっとユーザー名が変わったために設定をやり直さないといけないので面倒ではありますが、OSのリカバリーに比べれば遙かにましです。。
 サポートでははっきりとは言いませんでしたが、旧オフィスの完全アンインストールができていないことが原因であるような口ぶりで、もしかしたら結構このトラブルは起きているのかもしれません。サポートに要した時間は約1時間でした。

 余談ですが、サポートでは最悪OSのリカバリーになるかもしれないが了解してもらえるか、と最初にいわれ、冗談ではない、元の環境に戻すのにどれだけ手間がかかると思っているのか、損害賠償ものだ、了解などできない、と言ったら絶句していました。でもサポートの男性は親切丁寧で、いい仕事をしていました。