人気ブログランキング | 話題のタグを見る

エクセルで色つきのセルを数える

エクセルには多くの関数がありますが、色の付いたセルがいくつあるかを数えることは出来ません。フィルターはかけられるようになりましたが。

どうしても色つきのセルの数を数えたいときは、自分で関数を作るしかありません。今回は以前サポートされていたGET.CELLを使って色つきのセルを数えてみます。このGET.CELLは今はサポート対象外ですが使うのに支障はありません。

まずワークシートのどこか、例えばB5セルを選んだ状態で、数式/名前の定義で適当な名前(例えば ccolor )をつけます。そして参照範囲に、=GET.CELL(63,!B4)+NOW( )*0 と書き込みます。これでどのセルでも「=ccolor」と入力すれば、同じ列の一つ上の行のセルの色番号を数字で返してくれるようになります。63は色番号を返せ、という意味です。B4をB$4とすれば、常に同じ列の4行目のセル色を返してくれます。後ろの +NOW( )*0 は再計算したときに名前の定義も再計算させるためのダミー計算式です。

普通の関数とは違い自動的に再計算はしないので、たとえば色を変えたりしただけの時には再計算しません。この場合はF9を押して手動で再計算させる必要があります。色が付いていないセルに対しては0(ゼロ)がかえってくるので、あとは countif を使うなどして色つきセルの数が数えられます。

ちょっとむつかしかったかも知れませんが、何とかしようとすれば何とかなるものですね。