PCを使っていてネット環境がないときには、iPhone6をルーター代わりにしてインターネットに接続できます(テザリング)。そのための手順を簡単に書いておきます。
0.まずはPCとiPhoneを何でつなぐかを決めます。つなぎ方はWi-Fiでつなぐ、USBケーブルでつなぐ、などもありますが、Wi-Fiだと無線ですが長いパスワードの入力が必要です。ペアリングの手順がややこしくてもつないでしまえば無線環境で快適なブルートゥースでやってみます。PC側はWindows8.1です。
1.iPhoneで設定、Bluetooth、とたどりこれをオンにします。
2.iPhoneで設定、インターネット共有、とたどりこれもオンにします。
3.次にPCでチャームを出して(マウスを右下にもっていく)、設定、PC設定の変更、PCとデバイス、Bluetooth、を選びます。
すると勝手にiPhone6を検出してくれてペアリングの準備完了になりますので、ペアリングを押します。
するとなんらかのパスコードが表示され、iPhoneでも同じパスコードが表示されます。
両方で、okとするとペアリング完了で、PCとiPhoneがブルートゥースでつながります。
iPhone6がPCの画面に出てきているのにうまくいかないときは、一旦iPhone6というデバイスを削除すれば準備完了状態になるようです。
4.ペアリングに成功したら、PCでコントロールパネル、ネットワークと共有センター、アダプターの設定の変更とたどり、Bluetoothネットワーク接続をダブルクリック、デバイス(iPhone)をクリックして接続方法を「アクセスポイント」にします。Windows8.1ではこの手順を行わないとインターネットに接続できないようです。
5.終わりです。iPhone経由でインターネットにつながります。
PCのインターネット接続環境をiPhone経由にしたときは、ほかのWiFiなどは無効にしてしまった方がよいようです。またこの状態でPCでインターネットから大きなデータのダウンロードなどを行うと当然ですがパケット(1パケット=128バイト)を大量に消費することになります。iPhoneのネット接続契約内容をちゃんと確認しないと接続料金が高額になったりネットの接続スピードが落ちたりしますのでご注意を。少々のメールチェックくらいならたかが知れていますが。