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エクセルのファイルをダブルクリックしても、なんだかエラー表示が出てエクセルが起動してくれない、何とかしてくれという依頼です。

エクセルを起動してからファイルを選ぶとちゃんとファイルが開くので、直感的にDDE(ダイナミックデータエクスチェンジ)が悪さしているのだとは思いましたが、ただ今回の話はエクセル2003なので設定のどこをどうすれば良いのやら。

見つけました。ファイル/オプション/全般タブの左上の方にある「設定」です。「ほかのアプリケーションを無視する」のチェックを外せばちゃんと元通りファイルダブルクリックでエクセルが起動してくれます。

それにしても「ほかのアプリケーションを無視する」はひどい表現ですね。せめて「他のアプリケーションからエクセルを起動しない」としておけば、これにチェックがあるといけないのかも、と考えられるのですが。エクセル2010ではファイル/オプション/詳細設定/全般に、「DDEを使用する他のアプリケーションを無視する」という項目があります。

それに、なんでそうなったの?という問いには回答不能でした。何もしていない(らしい)のでおそらくアップデートによって勝手に設定が書き換えられたのではということにしておきました。ありそうなことですし。
SIMフリーiPhone6でデータ通信専用SIMとIP電話をつかうと、月額使用料が格段に安くなりますが、不便なことも少しあります。そんなにあれもこれもはうまくいきません。

私が使っているIP電話アプリのLaLaCallは、電話としては全く問題ありません。比較的大都市近郊で使っている今の環境やiPhone5ではなく6であることも関係あるかも知れませんが、この1ヶ月で通話品質も含め不満に思ったことはほとんどありません。LTEではなく3Gの電波が弱いときに電話の向こうの遠くでエコーがかすかにかえってくることがあった程度でしょうか。遅延も全く感じませんでした。

しかし、電話がかかってきた時にすぐには出られません。プッシュ機能をオンにしておけばiPhoneが眠っていても(画面が真っ暗でアプリが動いていなくても)ちゃんと着信音は鳴りますが、右にスワイプ、指紋認証、応答をタップ、と3ステップです。すこし面倒。

電話に出られないときはちゃんと不在着信メールを送ってくれますので、あとでこちらからかけ直すことが出来ます。でもそのメールにある、かけてきた人の電話番号をタップしてもLaLaCallは起動しません。この番号をコピーして、LaLaCallを起動して、番号を貼り付けて発信です。すこし面倒。

これはiPhoneが電話のリンク先をiPhone固有の電話アプリに紐つけしているからで、紐つけ先をLaLaCallアプリに変更すればいいのですが、変更が出来ません。アプリ開発業者でも出来ません。iPhoneの仕様です。今のところIP電話の宿命です。

この「すこし面倒」を「とっても面倒」と感じ、お金で解決できるならそれでもいい、のならIP電話アプリではなく電話機能付きのSIMを使うことになります。私が使っているIIJで月額使用料がプラス700円(消費税別)と少し高くなります。

またIP電話アプリだと必ず電話番号が変わる(050-****-****)ので、それがイヤな人は電話機能付きのSIMでないとどうしようもありません。

私は、すこし面倒でも、支払はIIJへの月額972円とLaLaCallへの1分19.44円の通話料だけ、という魅力に勝てません。

PCを使っていてネット環境がないときには、iPhone6をルーター代わりにしてインターネットに接続できます(テザリング)。そのための手順を簡単に書いておきます。

0.まずはPCとiPhoneを何でつなぐかを決めます。つなぎ方はWi-Fiでつなぐ、USBケーブルでつなぐ、などもありますが、Wi-Fiだと無線ですが長いパスワードの入力が必要です。ペアリングの手順がややこしくてもつないでしまえば無線環境で快適なブルートゥースでやってみます。PC側はWindows8.1です。

1.iPhoneで設定、Bluetooth、とたどりこれをオンにします。

2.iPhoneで設定、インターネット共有、とたどりこれもオンにします。

3.次にPCでチャームを出して(マウスを右下にもっていく)、設定、PC設定の変更、PCとデバイス、Bluetooth、を選びます。
すると勝手にiPhone6を検出してくれてペアリングの準備完了になりますので、ペアリングを押します。
するとなんらかのパスコードが表示され、iPhoneでも同じパスコードが表示されます。
両方で、okとするとペアリング完了で、PCとiPhoneがブルートゥースでつながります。
iPhone6がPCの画面に出てきているのにうまくいかないときは、一旦iPhone6というデバイスを削除すれば準備完了状態になるようです。

4.ペアリングに成功したら、PCでコントロールパネル、ネットワークと共有センター、アダプターの設定の変更とたどり、Bluetoothネットワーク接続をダブルクリック、デバイス(iPhone)をクリックして接続方法を「アクセスポイント」にします。Windows8.1ではこの手順を行わないとインターネットに接続できないようです。

5.終わりです。iPhone経由でインターネットにつながります。

PCのインターネット接続環境をiPhone経由にしたときは、ほかのWiFiなどは無効にしてしまった方がよいようです。またこの状態でPCでインターネットから大きなデータのダウンロードなどを行うと当然ですがパケット(1パケット=128バイト)を大量に消費することになります。iPhoneのネット接続契約内容をちゃんと確認しないと接続料金が高額になったりネットの接続スピードが落ちたりしますのでご注意を。少々のメールチェックくらいならたかが知れていますが。
先日iPhone6をうっかり無くしてしまいました。軽くてかさばらないのが仇になって電車から降りるときにポケットからすり抜けたようです。こんな時はウインドウズパソコンでもiPhone6を探せます。

とはいえ、そもそもiPhone6で「iPhoneを探す」がオンになっている必要があります。設定、iCloud、iPhoneを探す、をオンにします。初期設定でオンだったかも知れません。また、設定、プライバシー、位置情報サービス、システムサービス、iPhoneを探す、をオンにします。当たり前ですが電源が入っていることも必要です。

こうしておくと、https://www.icloud.com/にいって、Apple IDとパスワードでログオンすると今iPhoneがどこにあるのか探せます。そして遠隔操作でパスワードロックをかけたり、メッセージを表示させたりできます。無事に見つかれば一安心、最悪戻ってこない場合はデータの全消去も出来ますが、今iPhoneがどこにあるか分かるだけでも少し安心します。あとは日本の安全、国民の親切に期待しましょう。私は戻ってきました。流石日本。

もちろん、海外でなくした場合でも同じ方法で探せます。
タッチパネルが反応しない症状がネットでも報告されています。私の場合の顛末を書いておこうと思います。事態は突然、iPhone6のタッチパネルが反応しなくなりました。最初は左側一列が反応しなくなりました。

取りあえずネットであれこれ調べてみて、再起動したら治りそうでしたので電源オフにしようとしたら、そもそも電源オフにするためのスライド(スワイプ)が効きません。当たり前ですが。またあれこれ調べて、どうやら電源ボタンとホームボタンの同時長押しで強制再起動できると分かりました。

無事再起動を果たし、無事タッチパネルも反応してやれやれと思っていたら、数日したら又タッチパネルが反応しません。今度は右側も反応しません。再起動しても治りません。それどころかタッチパネル全体が全く反応しなくなりました。再起動を繰り返すこと数度、やっと反応してくれて、やれやれと思いつつ、これはおかしいと。

翌日又突然無反応になり、再起動して治るもののしばらくするとまた反応しなくなる。それこそ10回以上再起動を試してやっと反応する。

事ここに至って、アップルサポートへ連絡し症状を説明すると、ハード上の問題と思われるといわれ、製品交換となりました。もちろん無償。

サポートは始めは中国人らしき人が対応したのですが、何しろ言葉をきちんと理解してもらえず、ニュアンスが伝わらないし慇懃無礼と感じてしまい日本人に変わってもらいました。DELLさんもそうですがアップルさんも人件費をけちっているとかえって逆効果で高く付くと思います。

日本人に変わってからは対応もしっかりしていました。電話で話をしていたのは土曜日の夕方、その日のうちに交換品を手配すると言われ、大阪の我が家にやってきたのは2日もたっていない月曜日の朝9時でした。アップルの対応も素早いですが、配送しているヤマトもなかなかのものです。

蛇足ですが、アップルクラウドにiPhoneのバックアップをとっておくと(初期設定でそうなっていますが)こんな時には簡単に元の状態に戻ります。連絡先もその他データ類も設定内容も最初の起動時に「クラウドから復元」を選ぶと戻ります。さすが。

もう一つ蛇足ですが、ソフトでもハードでも、やっぱり初期ロットは不良がつきものかと。